こんにちは、豊橋の高級オーダースーツ・ジャケット・コートのテーラー、Syuhari(シュハリ)です。
先日までに
をご紹介いたしました。
これから初めてオーダースーツやジャケットを創られる、もしくは学ばれるという方がいらっしゃいましたら参考にしてみてくださいね。
『スーツ・ジャケットの世界を知るには?-雑誌で学ぶ②-』
さて、昨日はスーツやジャケットの着こなしの良い教材として、ファッション雑誌の「Precious(小学館)」「Men’s Precious(メンズプレシャス)」「MEN’S EX(世界文化社)」時々「LEON(主婦と生活社)」をご紹介いたしました。
本日はそれらの雑誌を使って「自分に似合い、他の方から見ても素敵!」と思われるスーツやジャケット、着こなしの見つけ方をご説明いたします。
②雑誌の活用の仕方
ではオーダースーツ・ジャケット・コート初心者向けにおすすめな雑誌の活用方法をご紹介いたします。「それは2つの『目』を持って分析をすること!」
まず1つ目の目はご自身の「目」です。何色でもよいのでポストイット(付箋)をご用意頂き、ご自身が「いいな、こんな風になりたいな」と思う商品やコーディネートのページに付箋をつけていって下さい。(現代であればスマートホンで撮影していってもよいと思います)
最初はあまり傾向が見えないかもしれませんが、雑誌3冊分くらいこの作業を行うと、ご自身の好みのテイストが見えてきます。
次は2つ目の目。それはあなたの事をよく知っていてファッションが好きな方の「目」。その方に同じ雑誌を対象に違う色のポストイットを使い、あなたに似合いそうな商品やコーディネートを選んでもらって下さい。そうすると、あら不思議、たいてい全く別の商品が選ばれるのですが、中には1,2点共通するページが出てきます。(わざわざ付箋を使って選ぶのが面倒な場合は、一緒に雑誌を見ながら「これはどう?」「これはいいね!」と選んでいっても楽しいですね)
似合うスーツやジャケット選びの最初のステップとしては、その選ばれたページの商品であったりコーディネートを参考にするとよいです。
なぜならご自身の好みと他人からの良いイメージが一致し、「あなたに自信を与える着こなし」になるためです。
身の回りにファッションが好きな方がいらっしゃらない場合はわたくしどもがお手伝いをしますので、「あなたに自信を与える着こなし」のご相談もぜひお気軽にしてくださいね。
最後に個人的に婦人向けのファッション誌「Precious(小学館)」を創刊号から愛読しており(わたくしは当時学生でした)いまだ手元にその頃の雑誌を残しているのですが、時々パラパラと見返しても当時掲載されたスーツやジャケットは15年以上経過した今見ても全く古びていないのですね。
具体的に商品名を出すとイヴ・サンローランやキートン、ジルサンダーのテーラードジャケット、シャネルスーツなど。(デザイン性の高いジャケットはやはり流行遅れに見えてしまいますね)バッグやジュエリー、靴に一生ものがあるように、お洋服もデザインによっては一生ものがあると確信を致しました。(ちなみに女性のバッグならエルメスのケリー、ジュエリーなら一連パールのネックレス、靴ならグッチのホースビットローファー等でしょうか)
今回は「Precious(小学館)」をおすすめいたしましたが、普遍的なお洋服を選びたいという方には10年前の誌面を見て、今でも変わらず素敵に着こなせるか?というのが雑誌選びの判断になります。今回ご紹介したファッション雑誌以外にも、ご自身のライフスタイルや好みに合ったメディア、現代ならSNSやウェブサイトを見つけるのもよいかもしれませんね。