オーナーの着こなし塾『映画007の4代目Mに憧れて』
こんにちは、豊橋の高級オーダースーツ・ジャケット・コートのテーラー(仕立て屋)Syuhari(シュハリ)です。
こちらではお洒落と車が大好きなSyuhariオーナーの日々のコーディネート、着こなしをご紹介いたします。
同じくお洒落が大好きなみなさまのお役に立てますように!
007の4代目Mに憧れて
『スーツ・ジャケットの世界を知るには?-映画で学ぶ-』でもご紹介をいたしましたが、メンズファッション好きにおすすめの映画007シリーズ。今回はその主役であるジェームズ・ボンドではなく、彼の上司であるMI6のトップ「M(エム)」ことギャレス・マロリーに憧れて仕立てたスーツのご紹介です。
「ギャレス・マロリー」と画像検索をしていただくと一目でお分かりになるかと思いますが、ミッドナイトブルーと呼ばれる非常に深い紺色に水色のシャツ、ネイビーのネクタイ。今風に言うと「ブルーのワントーンコーデ」が非常に知的かつ爽やかで、オーナーは映画を見終わるや否や同じようなスーツが欲しい!と考えました。
映画の登場人物と同じような生き方をしなくても(殺し屋やスパイとは無縁でありたいものです)同じようなファッションを愉しめる。ある種コスプレ的な要素もあるかもしれませんが、着道楽ならではの醍醐味の一つですね。
♦スーツ:ミッドナイトブルーのストライプ。ピークドラペル。ダブルステッチ
♦シャツ:白のダブルカフス
♦ネクタイ:ネイビー&ホワイト・HERMES(エルメス)
♦ポケットチーフ:ホワイト
♦カフス:シルバー・LOEWE(ロエベ)
♦腕時計:BVLGARI(ブルガリ)
わたしの場合はギャレス・マロリーよりもグレー味の強い生地で仕立てたため、ブルーではなくグレー&ホワイトのコーディネートに。シンプルな白色のシャツとポケットチーフでスーツの個性を引き立たせつつ、手元は少し大きめなフェースの腕時計でスポーティーさを意識しています。
本日の着こなしは既に秘密情報部バリキャリのMのイメージとは遠ざかってしまいましたが、服作りのインスピレーションは意外なとことが降ってくる、という事をお伝えできていれば幸いです。
好きな映画や漫画の登場人物をオマージュしてスーツやジャケットを仕立てる。これぞ大人ならではの贅沢の一つかと思います。
次回は同じスーツを着用し、異なるコーディネートをご紹介いたします。